居住者は空部屋の『家賃』『募集条件』を知っている!家賃を安易に下げる危険性

居住者は空部屋の『家賃』『募集条件』を知っている!家賃を安易に下げる危険性

空部屋が出た時の募集家賃は慎重に決める必要があります。
居住者の方は現在どのような条件で募集されているのか確認していることがあります。

現在の家賃よりも明らかに安い家賃や募集条件の場合は、更新時に賃料交渉をしてきたり、別のお部屋に引っ越してしまうかもしれません。

今回は奥が深い募集家賃についてレポートしていきます。

 

居住者は空部屋の情報を知っている!

今ではインターネットで誰でも空部屋を検索する事が出来ます。

居住者の方であれば、引っ越しのトラックを見つけたら、どこかで入退出があったのだなと察知します。
住み替えを考えていなくても、興味本位で現住所の建物をインターネットで検索してみる方もおられます。
これは、簡単に調べられることもあってか、調べる居住者の方が結構おられます。

そこで、ご自身のお部屋と同じ間取りなのに、『かけ離れた条件』の場合、損をしている気持ちになります。

 

 

家賃低下に歯止めが利かなくなる危険性

検索をした居住者の方が、自分が住んでいるお部屋と同タイプなのに明らかに安く募集されているのを見つけてしまった場合、更新時に家賃交渉をしてくる可能性がでてきます。

自分だけ高い家賃を払っているという不満感が出てきますので、当然と言えば当然となります。

賃料交渉に応じなければ良いというだけの問題ではありません。

賃料交渉に応じなかった場合は、退出に繋がる事が多くなります。
『原状回復費用』や『新たな入居者を確保する広告費』『想定空室期間』を考えると年間の収入がほぼ確実に減少する事になります。

こうなってしまうと空部屋が出る度に家賃を下げなければならないので、歯止めが利かなくなってしまいます。

 

 

賃貸経営は減少ビジネス

賃貸経営は『家賃=収入』となるビジネスです。

新築時が最大の収入で、そこから年数が経つにつれて減少していきます。

なるべくなら家賃を下げずに稼働する事が望ましいですが、築年数が経っているのに相場とかけ離れた条件で募集していますと、新しい入居者はいつになっても見つかりません。

家賃を下げるのは嫌だが、入居者がいないのはもっと嫌!でしょう。
オーナー様の頭を悩ます問題です。

新築時の最大家賃に出来るだけ近い状態をキープ出来るかが経営を安定させるポイントです。

 

 

出来るだけ家賃を下げずに募集する方法

家賃を下げて募集してしまいますと、先に上げたように歯止めが利かなくなる危険性があります。
出来るだけ家賃を下げずに募集する方法を考えなくてはなりません。

方法の一つとして、家賃を下げずに初期費用を抑える方法があります。

もしくは、家具家電を付けて募集する方法もあります。

考えれば他にも方法は色々とあります。

 

 

安易に下げない!妥協しない!

大事なのは如何に家賃を下げずに、新築時に近い家賃で維持していくかです。
家賃を下げて募集すれば、簡単に新しい入居者が決まります。

ですが、一度家賃を下げてしまうと、変更前の家賃に戻すのはとても難しくなります。
元に戻すには、『グレードアップ工事』をする必要があります。
工事には多額の費用が発生します。

家賃を下げて募集する場合には、毎月の収支を圧迫しないか良く考える必要があります。
空部屋募集時の家賃の決定はとても奥が深いです。
妥協して、安易に決めてはいけない重要なポイントです。

家賃を下げる前に、『募集条件』を見直してみては如何でしょうか。
条件を変更するだけで、お部屋探しをしているお客様の見る目が変わる事もあります。

 

今回は募集家賃を下げる事の危険性についてレポートしました。
その場しのぎで安易に下げてしまいますと、後で後悔しても手遅れとなる事があります。

いざ売却を考えた時も、満室時の想定賃料が低いと高く売却する事が出来なくなります。
妥協をせずに、担当の不動産会社と意見を擦り合わせて決定するようにしましょう。

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。