1年以上空部屋になっている『ロフト付1Rアパート』の改善方法の紹介

1年以上空部屋になっている『ロフト付1Rアパート』の改善方法の紹介

1年以上空部屋になっている『ロフト付1Rアパート』の改善方法の紹介です。
このアパートは全8世帯中3部屋が1年~2年『空部屋』の状態が続いています。
私が思う空室対策についてご紹介させて頂きます。

 

駅まで徒歩8分のロフト付1Rアパート

今回対象とするお部屋の募集条件や設備を紹介します。

『最寄駅まで徒歩8分・特急停車駅まで徒歩10分』
『1R+ロフトの約15.34㎡』
『募集賃料43,000円~45,000円(共益費なし)』
『礼金1ヶ月・敷金1ヶ月』
『主要採光:西向き』
『インターホン・3点ユニットバス・洗濯機置き場(ベランダ)』
『都市ガス・電気コンロ(IHコンロの部屋も有り)』
『鍵交換費用(任意)』
『保証会社利用可能(必須ではない)』
『火災保険20,000円(2年間一括払い)』となっています。

見てお分かりのように。一般的な設備と良くありそうな条件の1Rアパートです。

 

エリア相場にあっている

西向きという弱点がありますが、当社の管轄するエリアでは家賃も適正かと思えます。

西向きであっても、単身向けの賃貸住宅の場合、日中にお部屋にいる事はあまりありませんので、そこまでのデメリットは無いと思います。
同じようなお部屋を『3万円台』で探す事も出来ますが、そこまで賃料を下げずにお客様を見つける事は可能です。

 

 

設備も至って普通

『エアコン』『3点ユニットバス』『IHコンロ』はどれも一般的です。
『洗濯機置き場がベランダ』ですが、これはお客様の中には室内より外の方が良いという方も稀におられます。

参考記事:洗濯機置場がベランダだと喜ばれる!その理由を解説

室内に洗濯機置き場があるに越したことはないですが、『無理にスペースを確保した為に居住部分が狭くなったり』『とても小さな洗濯機しか置けないスペース』であったり、『玄関側に洗濯機置場がある場合』よりは良いというお話をお客様から聞くこともあります。

 

 

結論:特徴のない賃貸アパートである

ここまで簡単に述べましたが、正直言って『なんの特徴もないロフト付1Rアパート』となります。
あえて言うなら『ロフト付』ということでしょうが、近年のお客様はロフトに付加価値を覚えている方は少なくなっています。

特徴のない賃貸アパートでは、当然お客様の興味を惹くことが出来ません。

以上の事を踏まえて、私から提案できる空室対策は5つとなります。
これは段階的に行っていくと良いでしょう。

①礼金を0ヶ月にする

時季外れな事も有りますし、この規模の賃貸アパートですと、『礼金は0ヶ月』するのが通例となっています。
参考記事:礼金1ヶ月より礼金0ヶ月で早期入居させた方が良い理由

この建物は礼金を0ヶ月にしたところで、新しい入居者は見つからないと思います。

②礼金・敷金を0ヶ月にする

礼金だけでなく、敷金も0ヶ月にすることで何の特徴もないお部屋に特徴を付与する事ができます。
参考記事:『敷礼0』繁忙期シーズンのお客様の希望動向発表【2019年版】

敷金・礼金を0ヶ月にする場合には注意点もあります。
参考記事:礼金・敷金0ヶ月の協力な客付力と使う場合の注意点

③フリーレントを付与する

①・②を行ったにもかかわらず、状況に変化がない場合、フリーレントを付与します。
参考記事:【入居促進】早期入居特典に『フリーレント』を付与する

長期間空室になっているのであれば、1ヶ月や2ヶ月のフリーレントは痛くも痒くもないでしょう。
空部屋のままでは、いつまで経っても収入は発生しませんので早期入居に繋げる事が大事になります。

④設備をグレードアップする

①~③を行ったにも関わらず、入居者が決まらない場合は設備をグレードアップする必要があります。

この建物の場合ですと費用も安く済むもので対策をするのであれば『インターホン⇒モニター付きインターホン』にする。
『鍵をデジタルロックやICロック』に変更する。
『室内物干しを設置』するです。
どれも数千円~3万円程度で施工する事が可能です。

他には、洗濯機置き場を室内に変更するのも良いですが、下水管への勾配の関係で設置する事が不可能の場合もあると思います。
『3点ユニットバス⇒風呂トイレ別々』にするのも有効ですが、スペース的に難しいと思いますので今回は必要ないでしょう。
無理な物は諦める必要があります。
ですが、言い訳にしてはなりません。

➄家賃を徐々に下げていく

ここまでの対策を行えば、何部屋は埋まると思いますが、①~④を行ったにも関わらず、満室にならない場合は、『家賃を下げる』必要性があるかもしれません。

家賃を下げるのは最終判断です。

一度下げた家賃を基に戻す事は『グレードアップ工事』をしない限りは取り戻す事は出来ないと思っておいて下さい。
家賃を下げずとも、既に挙げた方法以外もあります。

エリアや時期によって、お客様に求められているモノは違います。
状況に応じて対策していく事で、長期間空部屋になるリスクを取り除くことが出来ます。

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。