大手サブリース会社『構造耐力上の欠陥』におけるオーナー様への影響

大手サブリース会社『構造耐力上の欠陥』におけるオーナー様への影響

新築と同時にハウスメーカーとサブリース契約をしたオーナー様。
長いサブリース期間中であれば、準備をする時間があります。
サブリース期間中にサブリース契約が切れた後の事を考えておいてください。
高額な建設費用を掛けてやっとの思いで建てたアパートも、年数の経過で建物の価値が無くなっていきます。
次々と新しい建物が建設されているご時世ですのでライバルがいなくなることはありません。

 

大手サブリース会社経営危機

大手サブリース会社が構造上の欠陥で、経営危機となっているニュースが連日報道されています。
このことにおけるアパートの主な影響を挙げていきます。

①補修工事費用は莫大な金額

補修工事費用はサブリース会社が当然負担する事となりますが、とてつもない数の建物が補修対象となっています。
建物の中には、入居者を退去させなければいけない場合も有るようです。

②職人の手配が出来ず人手不足

補修工事に人出が足りないそうで、SNSで人出を募り、素人の手を借りて補修を行っている下請け業者もいるようです。
集まる職人は『日雇い』が殆どで、日給も相場も比べて安く1日で6000円位だそうです。
この日給ではまともな日が集まらないのは容易に想像できます。
※日雇いの相場は『8000円~』。

③風評被害

もっとも恐れる事が風評被害です。
このサブリース会社の入居者の大半が『大手法人』となっています。
大手法人が構造耐力上欠陥のある建物に引き続き契約してくれることはとても難しい事です。
一般のお客様からしても、このような建物に住みたいと思う人も少なくなるでしょう。

④倒産したら契約解除

当然の事ながら、サブリース会社が倒産したら契約は解除されます。
損害賠償請求をしたところで戻ってくるお金はほぼないでしょう。
今までサブリース会社に任せっきりのオーナー様は、難しい建物で賃貸経営していかなければならなくなります。

 

サブリース会社の変更

それであれば、他のサブリース会社に契約してもらうと考えると思います。
ですが、実際は契約はしてくれても、とても安い金額で借上げられてしまう恐れがあります。
このサブリース会社の建物はもともとお客様からの評判も良くありません。
『隣の生活音がダイレクトに聞こえる』
『家賃が相場に比べてえらい高い』
事実、このサブリース会社を解約して、違うサブリースに変更した方がいましたが、満室になるまでに半年以上かかりました。
当初の募集家賃65,000円から48,000円にしてようやく新しい入居者が決まりました。

 

借上げ金額は改定される

サブリースしているオーナー様ならご存知でしょうが、借上げ金額は改定されます。
30年のように長い期間で、資産形成出来るように借上げ金額を設定します。
このようなハウスメーカーの建築コストは工務店にお願いしてもらうよりはるかに高額です。
長い期間を見ないと損をする仕組みになっています。

 

サブリース期間中に勉強しておく

サブリース会社は『会社』ですので当然何があるかわかりません。
築年数が古くなった建物に新しい入居者を確保することは簡単ではありません。
長いサブリース期間中に勉強しておくことが必要だと思います。

参考記事:賃貸住宅のサブリース期間中に勉強しておこう!

 

今回は大手サブリース会社を基に記事を書かせて頂きました。
大手であれば安心ということはありません。
もしもの時を考えて準備をしておくことで慌てずに対処することが出来るようになります。

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。