入居初期費用は『敷金』と勘違いしていたお客様【実務日記】

ちょっと前に来店されたお客様で『入居初期費用=敷金』だと思っていた方のお話です。

お客様の中には、何でも引越しをされていて仕組みを理解している方もいますが、このお客様のように仕組みを全く理解されていない方も多くいらっしゃいます。

『関東』と『関西』では賃貸の敷金の取り扱い方が違ってくるようですので、関西から関東に引っ越してきた方には初耳の事も多いようです。

入居初期費用の仕組みを正しく理解してもらう事で、スムーズに申込から入居まで運ぶことが出来るようになります。

 

四国地方からの上京

そのお客様は四国地方から、今春に大学進学の為に上京されるいわゆる『上京組』のお客様でした。

東京にきたその日にお部屋を決める予定で来店されました。

問い合わせのメールの段階で何回かやり取りを行っていたので、物件紹介~ご案内もスムーズに運ぶことが出来、無事お申込みも頂きました。

 

 

清算書をメールで送付

無事に審査も通り、入居時に必要な清算書をメールしたところ『思っていたよりかかるんですね』との返信。

なんでも、入居に必要な費用は『敷金』だと思っていたらしく、家賃の1ヶ月分を払えば入居出来る物だと思っていたようです。

お渡しした図面に記載のあった、その他の費用『火災保険』『鍵交換費用』はオプションだと思っていたらしく、必要な物だとは思っていなかったようです。

私の説明にも落ち度があったので、説明をしてご理解を頂き無事契約に結び付ける事が出来たので、ホッとしたのを今でもよく覚えています。

 

 

関東の常識が通じない事もある

同じ日本であっても、関東と関西ではお部屋を借りる時の仕組みが若干違う様です。

関東では敷金はクリーニング費用を差し引いた金額が戻ってくることが通例ですが、関西では『敷引き』といって全く戻ってこないのが一般的な様です。

今回のお客様は初めての一人暮らしという事もあり、入居初期費用の仕組みを理解していないのは当然でした。

娘様よりも、契約者であるお父様に説明するのに少し苦戦したのは良い経験でした。

 

 

初期費用を分かりやすくする

当社では賃貸物件の入居の際に必要な費用の総額表示を初めから提示する事をおすすめしています。

参考記事:【空室対策】入居初期費用は家賃と保険と手数料のみにする

参考記事:最近ちらほらとある入居初期費用の定額払いについて

参考記事:初期費用で断念するお客様が来店!費用を見直しませんか!?

お客様にわかりやすく表示することで、初めてお部屋を借りるお客様にわかりやすくなりますし、安心して契約してもらう事が可能となります。

入居初期費用総額表示を実践に移していくのは、オーナー様ではなく『不動産屋』になりますが、オーナー様から一言お申し付けがあれば実践するようになります。

このような簡単な事でも『有効な空室対策』になる場合もあります。

お客様の中には『家賃が安くても、どうせ余計な費用がかかるから2年住んだら同じ』
『礼金・敷金0ヶ月でも、他に24Hサポートや除菌クリーニングとかの名目で請求される』と思っている方もいます。

『初期費用の総額表示』をすることによって、そういったお客様の不安を払しょくする事に繋がります。

 

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。