家賃も入居条件も適正なのになぜ決まらない?

家賃も入居条件も適正なのになぜ決まらない?

家賃も適正価格に設定し、入居条件を緩和したにもかかわらず、一向に決まる気配がない事があると思います。

先日オーナー様から相談を受けましたので、その時の状況と対応をレポートさせて頂きます。

 

適正家賃に設定したのに入居者が決まらない

空室期間が4ヶ月と長引いてきたので、近隣相場を調べて家賃を見直されたそうです。

調べてみると、相場より5,000円程高かったようで、近隣と変わらない『適正家賃』に設定しました。

ところが、1ヶ月経っても何の変化もなく、次の対策を講じることを決断されました。

 

入居条件を緩和してアピールしてみた

今までの募集条件は、『礼金1ヶ月』『敷金1ヶ月』でした。

このエリアでは新築か築後3年以内の築浅でもない限り、礼金0ヶ月とすることが当たり前なので、

『礼金0ヶ月』『敷金1ヶ月』に変更。

そうすると、案内がちらほらとされるようになったようです。

 

案内が入っているから時間の問題は間違い

ここでオーナー様は、今までとは違って、お客様の案内が入るようになったので、

次の入居者が決まるのも時間の問題だろうと考えたそうです。

しかし、実際にはさらに2ヶ月以上空室期間が続いたようです。

 

理由を知りたくて当社を訪問

ここで、仲介会社である当社に相談にこられました。

私自身もお部屋を内覧したことや、ご案内もしたこともあるお部屋でしたので、

理由はすぐにわかりました。

 

お部屋に特徴がない

結論から言うと、理由はお部屋に特徴がないことです。

『適正家賃=周りと同じ』

『礼金0ヶ月=周りと同じ』

『部屋の設備も一般的な物』

オーナー様のした対策は周りと同じ土俵に立って、スタートラインに立っただけの事です。

これでは、目立たせることは出来ないので、お客様の決め手にはなり得ません。

では、どのようにすれば良いのでしょうか?

答えは簡単な事で、何か特徴を付ける事です。

 

内見は確認作業なのです

今のお客様は、ネット上で気に入ったお部屋を見つけて、そのお部屋に決める気で来店される事が多いです

そういったお客様にとって内見は、言わば『確認作業』なのです。

ネットで見た情報と実際の肌で感じる情報に相違点がないかを確認する為に内覧されます。

イメージと合致していた場合には、即申込を頂けますが、イメージと違っていた場合は省かれてしまいます。

 

入居の決め手は部屋に入った瞬間で決まります

そんな期待感に満ち溢れたお客様は、玄関に入った瞬間に、

半数のお客様が決めるか決めないかを決断します。

共有部分はもちろんのこと、玄関はとても重要なのです。

玄関の印象が悪いと、ブロックされた気持ちで内見することになりますので、

優秀な営業マンであっても、申込に持っていくのはとても難しくなります。

 

私からのアドバイスは一つだけ

そのオーナー様にした私からのアドバイスは、

『玄関の印象を変えてみてはどうでしょう』だけです。

玄関はコンクリートの打ちっぱなしでしたので、少し寂しい印象とクラックも有りましたので、

少しデザインされたシートを貼ってもらいました。

そして、下駄箱が古い印象を受けたので、シートでラッピングしてもらいました。

自分でも出来るような施工なので、施工費はかからずに、材料費だけで1万円もしなかったと聞きました。

 

施工後2週間で申込を頂いたそうです。

その後、そのオーナー様から連絡を受けて、他社の仲介業者が申込をとってきてくれたそうです。

当社がお客様を紹介出来なくて残念でしたが、早めに決まって良かったと思いました。

 

仲介会社に話を聞いてみては如何でしょうか?

今回のように、『適正家賃』『適正条件』にしたにも関わらず、新しい入居者の方が決まらないようであれば、

仲介会社に相談してみては如何でしょうか?

管理会社はどちらかというとオーナー様視点です。

仲介会社はお客様に近い視点を持っています。

仲介会社に相談する事で、何かしらのヒントが得られるかもしれません。

それを基に、管理会社と対策されれば良いと思います。

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。