『孤独死保険』へ加入し貸室のリスクを管理する

『孤独死保険』へ加入し貸室のリスクを管理する賃貸建物の孤独死の件数が年々増え続けています。孤独死を保証する『孤独死保険』についてレポートします。
少額短期保険の場合、1戸当たりの月額費用は数百円と割安なプランも出てきています。万一の備えの為に加入しておいても損は無いと思います。
孤独死にあわれる方の80%は60歳未満ということを覚えておいて損はないでしょう。

 

身寄りのない単身者世帯の増加

身寄りのない単身者世帯が年々増加しています。

この中には年金受給者等の高齢者も含まれますが、職に就いている方も含まれます。現在では結婚しないで生涯を一人で過ごす方や、結婚していても、子供の手が掛からななくなったので離婚される方もいます。

 

孤独死の割合は0.1%未満

地域にもよると思いますが、孤独死の発生割合は全体の0.1%未満となっています。
これが多いか少ないかの判断は任せますが、賃貸経営をしていく上で『孤独死』にあう確率を0にすることが出来ません。

 

実際に死亡事故にあった経験

貸室内で実際に亡事故にあった経験のあるオーナー様は全体の『27%』となっています。
経験をした事がないというオーナー様は『73%』となっています。

 

孤独死に合う方の年齢の8割は60歳未満

孤独死というと高齢者に多いイメージがあると思いますが、実際は60歳未満の方が80%を占めています。
60歳以上の方は全体の『13%』
となっています。高齢者=孤独死のリスクがあるといわけではないようです。

 

原状回復費用の補填が賄えない

貸室内で『孤独死』をされた場合、『連帯保証人』『保証会社』に原状回復費用やその後の賃料の補填を交渉することになりますが、全てを賄いきれるわけではありません。
場合によっては裁判になることもあります。
この賄いきれない費用の補填の為に各社が出している『孤独死保険』へ加入している方が増えてきています。

 

孤独死の統計

孤独死の死因

『病死』が59%と半数以上を占めています。
次に『自殺』となり13.2%となっています。自殺をされる方は男性よりも女性の方が多いそうです。
そして『死因原因』『事故死』を合計して27.8%となっています。

発見までの日数

女性よりも男性の方が、発見されるまでに期間を要しているようです。これは普段からコミュニケーションをとる人が少ないからと言えるでしょう。

発見までの日数は14日以内に発見された人数が全体の『46%』過半数が死後14日以上経過した後に発見されています。

原状回復費用の平均値

貸室内で死亡された場合、特別の原状回復工事が必要となります。原状回復費用の最大値は『約340万円』最小値は『1万5千円」となっています。平均損害額は『約34万円』となっているようです。

残置物処理費用

親族や身元引受人がいない場合には、貸室内の入居者の荷物を処分する必要があります。この処分費用も高額となります。最大値は『150万円』最小値は『3千円』平均損害額は『20万円』となっているようです。

家賃保証費用

事故があった貸室を現状と同じ家賃で募集しても、成約に繋がる可能性は低くなります。その為、1割~2割程度家賃を下げて募集する事になりますが、その『家賃保証費用』が問題となります。連帯保証人がいれば交渉することにより保証費用をすんなり払ってくれる場合もありますが、協議が調なわない場合には裁判をする事になります。

 

このように単身向けの貸室の場合で『孤独死』が起きた場合、収支が一気に飛んで行ってしまう金額になることがあります。
全てが補填されるわけではないかもしれませんが、万一の備えの保証の為に『孤独死保険』へ加入しておくと良いのではないでしょうか。

注意しなければならないのは高齢者だからといって『孤独死のリスクが高くなるわけではない』ということです。

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。