ネット使用料を入居者負担に変更する。その前に回線業者を増やしてみては?

2019年5月26日

ネット使用料を入居者負担に変更する。その前に回線業者を増やしてみては?

先日ネット使用料についてオーナー様から相談を受けました。
今まではオーナー様負担で支払ってきたネット使用料を入居者負担に変更して支出を減らしたいとの事でした。
時代と逆行する対策になりますので慎重にならなければなりません。

いきなり入居者様負担に変更すると不満がでますので、その前に回線業者を増やして、選択肢を増やしてあげましょう。
回線業者を増やすことで建物が選ばれる機会が増えます。

 

インターネット使用料を支払う事について

今ではインターネットが無い生活は考えられないくらいネット社会は広まっています。
この『インターネット使い放題』
『月額〇〇Mまで使用料無料』は入居者様へのサービス向上の一つとして、または『空室対策』としても有効になっています。

『無料インターネット』を導入しているオーナー様は以前に比べて多くなっているのが現状です。

使用料を全額負担するのは大きな出費です。
中には『初期導入費用が100万をこえるような物』もあります。
それに毎月の『ランニングコスト』はかなりの物になります。

 

 

家賃や共益費に使用料の一部を含ませる

よくある対策の一つとしては、家賃や共益費にネット使用料を含ませる事です。
ですので、少し相場より家賃を上げる必要が出てきます。

現在入居している方に家賃を上げるというわけにはいかないので、空室がでて入居者募集する時から適用することになります。

 

 

入居者に提案してみる

まずは入居者の使用状況について調べる必要があります。
入居者が全く利用していない場合もあります。
現在無料で提供しているネット環境が低速のプランで、入居者様が求めているニーズに合致していない事もあります。

動画を視聴するには100Mbbsを超えるような高速回線が望ましいです。
通信料もかなりの量がいきますので、あっという間に上限を軽く超えてしまっている可能性もあります。

逆に普段から自宅では全く使っていない方や、ご自身で『ポケットwifi』を持っている場合があります。

 

 

いきなり変更するのは絶対にダメ!

絶対にやってはいけない事は、入居者の意向を確認せずに契約を切り替える事です。
これをやってしまうと、入居者様に不信感がうまれます。

オーナー様のお気持ちはわかりますが、入居者を大事にしていかなければ賃貸経営は成り立ちません。
支出を減らすことばかりに目がいってしまうと、大元の収入が減る事態に陥ります。

 

 

回線業者を増やす

最近有効な対策として『NTT』『J-com』以外の回線を導入する事です。
『au光』『so-net光』を建物に導入するのも良い方法です。

特にauであればスマホ代と一緒にすることで、毎月割引を受けることが出来ますし、回線速度も超高速になっています。
さらに『so-net光』はauのようなセット割はありませんが、『au光』よりも高速というメリットがあります。

キャッシュバックキャンペーンもよく実施ているので、入居者様のメリットにも大いに繋がります。

これら二つのデメリットとして、導入している建物が少ないのがあります。
導入したいけど、建物が適用対象物件ではないので、諦めたという話は入居者の方から何度か聞いた事があります。
私もその中の一人になります。

 

 

インターネット環境は整えておくべき

入居者様にインターネット使用料を負担させることも考えの一つです。
よっぽどの事が無い限り、収入は減少していきます。
賃貸経営は収入が減少するビジネスですので受け入れなくてはなりません。

支出を減らすことばかりに、考えがいってしまうと、入居者離れが加速しますので注意が必要です。

それよりも、まずは入居者様に選択肢が広がるように、回線業者を増やしてみては如何でしょうか?
回線業者を変える事により、実費負担になる事を告げても、現状の回線速度やプランに満足していないのであれば、入居者様の方から手を上げて、移ってくれるかもしれません。

何より選択肢が広がる事は入居者様のメリットになります。

視野を少し広げて見て考えることも、賃貸経営には必要です。

私どもは勉強熱心なオーナー様の力になれるように、これからも色々な情報を発信していきます。

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。