悪質な違法・迷惑駐車の対応方法【不動産屋が解説】

2019年2月24日

悪質な違法駐車への対応方法

自分の敷地内に『違法駐車』『迷惑駐車』があり困っている方はいらっしゃいますか?

公道であれば、警察に通報すれば、『レッカー移動』や『所有者に連絡』してくれます。

それにすぐに『駐車違反』『放置車両』で切符を切られますので、長時間は停めないでしょう。

ですが『私有地内』であった場合、基本的に警察の方は動いてくれません。

今回は私有地内で悪質な違法・迷惑駐車があった場合の対処方法について解説していきます。

 

絶対にやってはいけない事

毎回同じ車が私有地内に勝手に停めていて、頭にきているのはわかります。

でも、絶対にやってはいけない事があります。

①勝手にタイヤをロックして車を動かせないようにする。

②迷惑駐車の前に車を置いて、出せないようにする。

③民間のレッカー会社にお願いして、引き取ってもらう。

日本の法律では、法的手続きをとらないで解決する『自力救済』は禁止されています

※『自力救済』・・・権利者が、公権力の力を借りずに自らの実力で権利を実現すること。
原則として違法行為であるが、盗まれた品物を犯人から奪い返すことなどは許される。自救行為。引用元:コトバンク

もし、『タイヤをロック』したことや『注意文書』を張り付けた事で、車に傷がついた場合、『器物損壊』を理由に『損害賠償請求』されるかもしれません

こういった不届きものは、何度もやっているので、対応が上手い場合があります。

感情的にならずに、冷静になって対処するように心がけて下さい。

 

なぜ警察は助けてくれないのか

それならば、『警察に連絡して対応してもらう!』と考えると思います。

日本の警察は基本的に『民事不介入』です。

つまり、私有地内は基本的に介入しないということになります

個人間の問題であれば、当人同士で解決してくれということになります。

電話で通報しても門前払いをうけてしまうのはその為です。

※交番のお巡りさんと仲良くしていると、所有者を調べてくれることも例外としてあります。

 

まずは迷惑駐車されないように対策を講じましょう

迷惑駐車が頻繁に起こるのであれば、何か原因があるはずです。

例えば、敷地内に『明らかに使用していない、ボロボロの車が放置されている

これは駐車料金を毎月頂いている場合であっても、対策を練る必要があります。

迷惑駐車する側からしたら、『しっかり管理されていない』という印象を与えてしまいます。

次に『注意書き看板の設置』、これは看板が無い物に比べると効果があります。

看板の記載文書に高額な罰金を記載すると、効果は半減します。相場の金額にしましょう

まだ誰にも貸していないスペースであれば、ポールをたてるようにして駐車出来ないようにします。

もしくは貸しているスペースに停められるのであれば、『車止め』や付近に使用者の名前やナンバーを掲示するのも効果があります

掲示されていれば、『使用者がいる』ということが明確にわかるからです

 

警告とアピールを徹底する

毎回同じ車に迷惑駐車されている場合には『注意文書』で相手に見ていることをアピールします

その際、注意文書を『車のボンネットやガラスにテープで貼り付けてはいけません』

テープの跡から損害賠償を請求される可能性があります。ワイパーに挟むなどにして下さい

文章も感情的な文ではなく、冷静なものにして下さい。

高圧的な態度ですと、『脅迫文』ととらえられてしまう可能性があります。

 

【最終手段】違法・迷惑駐車の対応方法

予防策や注意文書でも解決しない場合は直接所有者に警告することになります

方法としては以下の順番となります。

①無断駐車している車の『ナンバープレート』『無断駐車している証拠写真』を撮影

②私有地内の『区画配置図』を準備。道路付けがあるとなお良い。

『陸運局』へ出向き『自動車の登録証明取得申請手続き』を行い所有者を教えてもらう

『内容証明』を所有者に送る

⑤それでも改善されないのであれば『法的手続き』になります。

法的手続きになった場合に大事なのは『証拠』を残すことです。

④の『内容証明』を送ることで、法的に警告していることになります。

内容証明は個人名で送っても良いのですが、個人名で送るよりは、『司法書士や弁護士』の名前で送った方が効果があります。

大抵の場合は『内容証明』が届いた段階で迷惑駐車が無くなります

法的手続きをとる場合は少々面倒ではありますが、これが安全な方法となります。

法的手続きをとるには当然費用が発生しますので、まずは『違法駐車』『迷惑駐車』されないように、常日頃から対策をしておくが重要です。

悪質な迷惑駐車にお困りの際は、まず地元の不動産屋に相談されることをおすすめします。

不動産屋であれば、色々な経験から、ケースバイケースで的確なアドバイスをしてくれるでしょう。

もちろん、その不動産屋のスキルにもよります。

 

この記事を書いた人⇒アゾウ不動産販売株式会社

 

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログ(※別サイト)ではお客様向けのコンテンツを発信しています。