近年、新築住宅であっても和室のあるお部屋が減少傾向にあります。

賃貸住宅では、和室から洋室に変更するだけで、長らく空室であったお部屋が決まった

という実例もあったりします。

和室から洋室へのリフォーム費用もそこまで高額ではないのも要因です。

普段からお部屋探しをしている方と対峙している私からしてみても、

洋室に比べて、和室を好まれるお客様は少ないと思われます。

今回は和室が選ばれない理由について考えてみました。

和室が選ばれない理由

現代の就寝事情による影響

現代では就寝の際に使用するのは『布団』ではなく『ベッド』が主流です

ベッド派が特に多いのは女性のようで、実に約7割の方が使用しています。

布団を床に敷いて、寝ることが汚いことと考えるそうです。

朝の忙しい時に毎回片付けるのが面倒な事も上げれます。

敷きっぱなしの万年床とあっては、清潔さが保たれません。

 

 

和室に合う家具を選びにくい

基本的に『和室』は家具を置く事に適した部屋ではありません

和室は本来、来客をもてなすスペースの為のものです。

余計な物を置かずにスッキリとさせることが美しい和室です。

畳の主な原材料は『い草』です。

これは物を置くことに適していない、柔らかな素材です。

重たい物を長時間置き続けると、凹んでしまい、跡になってしまいます

ですので、家具を置くのであれば専用スペースの『板の間』に設置することになります。

和室といってもこの板の間が設置されている事は少ないです。

もし収納の関係で箪笥等の家具を設置したい場合でも、中々『和室』にあう家具がありません。

 

 

手入れが洋室と比べると大変

和室は洋室と比べると手入れするのが大変です

洋室が『フローリング』『クッションフロア』であった場合は簡単に拭き掃除をすることで綺麗になります。

和室の場合ですとそうはいきません。

畳には『目』があって、目に沿って掃除をしていく必要があります

まずは、掃き掃除をして、大きなゴミを取り除いてから、固く絞った布巾で仕上げます。

掃除機を使用する場合は、強く押し付けるのではなく、優しくしないと畳が傷んでしまいます。

洋室に比べて、畳のお部屋の掃除は気を使う事も選ばれにくい原因です。

 

 

賃貸住宅の畳は品質があまりよくない

いくら、丁寧に掃除をしたからといって、賃貸住宅で使われている畳の多くは安価なものになります

2年位使用をすると、畳本来の艶が無くなってきます。

内装にこだわった売買住宅であれば、高級な畳が使用されていることもあります。

『高級な畳』ですと、年月が経つにつれて、美しい艶が生まれてきます

賃貸住宅の場合に話を戻します。

賃貸住宅の場合は退去時にクリーニング費用が発生します。

畳は洋室と違って『日焼け』します。もし日焼けしていなくても、

『畳』のお部屋はクリーニング代に別途『畳の表替え費用』または『交換費用』が

発生してくる場合もありますので、注意が必要です。

 

 

畳独特の臭いがきらい

畳のお部屋は独特の『い草」の臭いがします

これが好きな方も当然いらっしゃいますが、苦手と思う方もいらっしゃいます。

臭いは、時間が経つにつれて殆どしなくなります。

もしどうしても和室が嫌なのであれば、『ウッドカーペット』を買ってきて敷くという方法もあります。

 

このように和室には入居者から選ばれない理由がいくつもあります。

ですので、和室から洋室へ変更している物件も多くなっています。

リフォーム費用も6帖間であれば約7万円ほどで工事してもらえます

また今度の機会に『和室の有効活用』について書かせて頂きます。

和室といっても、現代風にアレンジされたものであったり、

用途を変えるだけで、便利なお部屋になります。

『和風モダン』なお部屋はとてもカッコいいお部屋です。

 

この記事を書いた人⇒アゾウ不動産販売株式会社(azakami)

 

 

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログではお客様向けのコンテンツを発信しています。