物件に住んでいる入居者さんと仲良くしていると色々なことで助けてくれたりします。

今回は3人のオーナー様に「入居者さんの力を借りた事例」について対談していただきました。入居者さんとの良好な関係を築くことが良い賃貸経営に繋がります。

司会:「入居者さんの力を借りた事例」を紹介して頂きます。まずはAさんからお願いします。

A:私は。お花が好きな入居者さんにエントランスのお花を育ててもらっています。

きっかけは、その入居者さんのベランダや窓から綺麗なお花が見えるので、入居者さんと顔を合わせたときに「綺麗なお花ですね」と褒めたのです。

すると、「お花が好きで育てているが場所が足りない」と仰るので「良かったらエントランスの花壇を使いませんか?」と声をかけたところ大変に喜んでくれました。

元々あった植栽は枯れかけて見栄えが悪かったのですが、その入居者さんにお任せしたことで、

いつも季節のお花が溢れるようになりなり、マンションの雰囲気がすごくよくなりました。

私は、仕事としてお金を払いたいと申し出たのですが、入居者さんは「自分がやりたいのだから」と苗の代金しか受け取らないので、

季節ごとにお中元やお歳暮を贈っています。

司会:業者さんに頼んだらかなりお金がかかるところ、大家さんは苗の代金だけでお願い出来て、入居者さんは趣味のガーデニングを思う存分楽しんで、言うことなしのご関係ですね、Bさんのケースはいかがですか?

B:私は物件から1時間以上離れて仕事を持っているので頻繁にいけない事情があるのですが、新しい入居者さんが入ると電話で挨拶をすることにしています。

そして話が合う入居者さんとは親しく世間話が出来る関係になるようにしています。

仲良くなると、色々なことを頼める間柄になるのです。半年前に入居した塗装職人の入居者さんには、雨どいの修理や足元灯の電球交換を格安でやってもらいました。

司会:いつから始めたのですか?

B:以前、雪が降った日に心配で現地に行くと、ある入居者さんがエントランス付近を雪かきしていたのです。

私はお礼を言って、一緒に雪かきしながら世間話をして仲良くなりましたが、

そのひ以来、雪が降るとその入居者さんが率先して全体の雪かきをしてくれるようになり、

数年後に退去されるまでの間、雪の日や台風の日には、まるで管理人さんのように大活躍して下さったのです。

入居者さんと親しくなると本当に良い事があると思ったので、それ以来、入居申込がある度に職業や人柄を気にするようになりました。

司会:入居者さんに管理を手伝ってもらうとは、あまり聞いた事がないですが良いお話ですね。Cさんはいかがですか?

C:私は両親が自主管理していたアパートを相続して、管理は不動産会社に依頼したところ、敷地に共用水道が引かれてないことが判明したのです。

清掃の時は近くにあった実家の敷地からホースで水を引っ張っていたとの事でした。

実家も売却する予定ですし、私も遠方に住んでいるので、アパートの水道管から分岐して共用の水道を作る見積もりを取ってみたのですが、かなりの金額です。

困っていると、一番長く住んでいる老夫婦が「うちの水を使っていいですよ」と言ってくださいました。

有難い申し出を受けて、その代わりに共益費を減額することにしたら、年金暮らしのご夫婦にはむしろ喜んで頂いて、

それ以来、物件でなにかあると連絡してくれるようになったのです。

司会:3人の大家さんのケースで共通するのは、良い入居者さんに巡り合うと、相手にも喜ばれて物件管理にも役立つということですね。計画的に出来る事ではありませんが、入居者さんとのコミュニケーションが大事ということを教えて頂きました。

 

投稿者プロフィール

azousan
azousan代表取締役
アゾウ不動産販売㈱代表の阿座上です。東京都府中市で小さな不動産屋を営んでおります。京王線東府中駅周辺に特化して営業に励んでおります。毎日オーナー様向けに様々な情報を提供して行けるようにブログを書いています。ご興味が少しでもお有りでしたら読んで頂けると幸いです。自社の公式ブログではお客様向けのコンテンツを発信しています。